2013年6月9日日曜日

アンチエイリアス

PC画面は四角いピクセルで構成されています。
厳密に言えばPC画面上には曲線は存在しない事になります。
曲線が存在しないのに、なぜ円が表示できるのでしょう?
ピクセルは、通常意識しないほどの小さな四角い点です。
円を拡大してみましょう。
曲線部に薄いボカシがあるのが分かります。
この四角いピクセルが曲線に見えるようにボカシを入れる処理をアンチエイリアスといいます。

Photoshopでアンチエイリアスあり、アンチエイリアスなしで描いた円を並べてみると、違いが良く分かります。

文字を使用する場合、アンチエイリアスの扱いが非常に重要になります。
ある程度の大きさがある場合は、アンチエイリアスがかかっている方が綺麗に表示されますが、小さいサイズの文字、特に漢字はアンチエイリアスをかけると潰れて読みづらくなります。

小さいサイズで漢字を使う場合には、メニュー等の表示の為に作られた旧世代のシステムフォント(WinはMS Pゴシック、MacはOsaka)をアンチエイリアス無しで使用すると視認性が高まります。
※現在のシステムフォント(メイリオ、ヒラギノ角ゴシック)はアンチエイリアス処理を前提に作られているため、旧世代を使用します。

0 件のコメント:

コメントを投稿