2014年6月6日金曜日

RGBとCMYK


色の管理には主にRGBとCMYKの二つの仕組みが使われます。


RGB:光の三原色(加法混色)

R(赤)G(緑)B(青)の光の三原色の光の強さで管理する。
光が無ければ黒、三原色全てを最も強い光で重ねる(混色する)と白になる。
懐中電灯を三本用意し赤・青・緑のセロハンを張って光を重ねると実験出来る。

人間の目には、赤・青・緑の光を感じる錐体という色を感じる細胞があるため、三原色となる。
※赤・青・緑三種類ではなく、赤~青を感じる錐体と青~緑を感じる錐体の二種類。
鳥や、一部の生物の中には紫外線も見える物もおり、我々よりカラフルな四原色で世界を見ていると言われている。

Webや動画等、ディスプレイ上で表示するものはRGBで作成する。
Photoshop、Illustratorの描画モードはスクリーン。




CMYK:色の三原色(減法混色)

C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の光の三原色と黒のインク量で管理する。
シアン、マゼンタ、イエローのインクを混ぜると黒に近付くが、完全な黒にはならないため黒のインクが必要になる。

印刷物を作成するのに使用されるがPhotoshop、Illustrator等プロ仕様のソフトでしか扱えない。

※ただし、家庭用プリンターはRGBをCMYKに変換して印刷する前提で作られているので、業務用の印刷物でなければRGBでも構わない。


それぞれの原色から2色混色すると、もう一方の原色のどれかになるという相関関係もある。

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